Google広告に出稿してしばらくたつと、オークション分析が使えるようになります。
これには、他社との広告の重複や上位で競合とどのような表示順位で検索結果に表示されているかを確認することができます。
これを確認すると難しい専門用語が並びますが、実際には必要な指標は3つだけです。
オークション分析から確認すべき事
オークション分析の画面を表示させたら、やるべきことは競合となるサービスの「予算のかけ方」や「戦略」です。
今回は、初心者の方でも直感的にイメージできるように、それぞれの指標を日常の言葉に例えて解説していきます。
① インプレッションシェア = 「予算のスタミナ(持続力)」
インプレッションシェアとは、
広告を表示できるチャンスがあった全回数のうち、実際に何%表示できたか
という露出の割合を示すものです。
この数値が低い競合は、単純に入札が弱いだけということを意味します。その弱さには、単価の上限設定や1日の途中で「予算切れ」を起こして広告が強制ストップしているなども含まれています。
② ページ上部表示率 = 「入札の本気度」
ページ上部表示率とは表示された広告のうち、
検索結果の1ページ目の上部(自然検索の結果よりも上の目立つ枠)
に、何%の割合で表示されたかを示す数値です。
上部表示率が高い競合は、それだけ1クリックあたりに高い入札単価を払う覚悟があるということが読み取れます。キーワードに対して非常に強気で、本気で顧客を獲りにきているということが分かります。
③ 重複率 = 「ターゲットのバッティング度合い」
重複率は、自社の広告が表示された際、競合の広告も同時に表示されていた割合になります。
重複率が80%や90%と高い競合は、狙っているキーワードやターゲット・地域・時間帯が自社と一致していることを示します。逆にここが低い相手は、設定しているキーワードやターゲットが少しズレているため、そこまで警戒する必要はありません。
重複率が高いということは、CPCが価値以上に高くなる可能性が出てくるので、予算消費に気を付ける必要があります。
まとめ
多くの人は、オークション分析を画面を開いたときにインプレッションシェアの数字だけを見て、良かったかどうかのみを見てしまいます。しかし、それだけでは価値を生かし切れているとはいえません。
「重複率」でライバルとしての距離感を測り、「ページ上部表示率」で広告の積極性を確認し、「インプレッションシェア」で予算感を判断する。
この3つの指標を総合的にみることで、競合の運用の方針が見えてきます。先行して広告を確認できている大手の場合には、予算をかけてコンバージョンしやすいキーワードに注力している可能性もあります。
しっかりと数字を読み解いていきましょう。