Googleのリスティング広告やディスプレイ広告は多くの方の目に触れる非常に優秀な広告のひとつ。
今まさに自社の商品やお店を知ってもらうためにチャレンジしている方も多いことでしょう。
ただ、よく相談を受ける事象に広告を出したつもりなのだけど、なぜか表示されている様子がないというものがあります。
今回はリスティング広告、ディスプレイ広告で美味く表示できていない時の対処方法についてお伝えします。
まずやっておきたい表示できない時のやり方
ディスプレイ キャンペーンを最近有効にした場合は、キャンペーンでインプレッションが発生し始めるまでに時間がかかることがあるので、まずは待つということが大切です。
Google公式のヘルプでも以下のように記載があります。
・新たに作成または編集された広告は、すべてのポリシーに関する要件を満たしていることを確認するために審査されます。この審査には 24~48 時間かかります。
・キャンペーン設定を変更した場合、Google 広告での広告配信の調整に時間がかかる場合があります。
Googleで出稿したはずの広告が掲載されない場合のチェックポイント。
キャンペーンの開始日を確認する
開始日を今現在の日時よりも未来に設定されていないでしょうか。年月日が正しいか確認しましょう。同様に終了日を過ぎてしまっていないかを確認しましょう。
広告が一時停止になっている
広告キャンペーンが配信されていない時には、広告が一時停止になっている可能性があります。解除するか、新たな広告グループを作成するのが良いでしょう。
予算がなくなっている
予定していた通りの配信がされていれば問題がないのですが、予想以上に多くの方に広告をクリックしてもらえた時、アカウントの予算がなくなる可能性があります。チェックしておきましょう。
広告が不承認になっている
Google広告ではGoogleが決められているポリシーに違反していると、掲載されません。検索システムを提供しているGoogleに迷惑のかかるような広告になっていると判断されているということですので、しっかりと内容を修正しておく必要があります。
意外とやりがちな広告ポリシー違反
リスティング広告の始めたての方で、特にポリシー違反に該当しそうなことはないと考えている方は多いことと思います。
意外と多くの方がやっているものがありますので、相談する前にご自身で以下だけはチェックして置いてください。
テキスト入力時に句読点や記号が間違った使い方になっている
実はGoogleの広告は句読点と記号の使い方には、やや厳しい基準があります。
本来の使用する用途と異なる意味で使われている記号や文字を使った広告は出稿できないことになっているのですね。わかりやすくするために最も極端な例を示すと「ヽ(´∀`。)ノ゚」とかですね。句読点や記号が本来の意味をなしていません。
このようなものはもちろんですが、単に「・」「、」の使い方が変だと思われてしまえば、表示されないというのがルールなのです。以下もよくみかける表示されない記号と句読点の使い方になります。
ポイント1 広告見出しでの感嘆符『!』
広告見出しでは、ビックリマークを使ってはいけません。これは必要以上に目を引いてしまうなど、文字列以上のインパクトを与えてしまうということでしょう。
ポイント2 句読点または記号の繰り返し
「返金保証付き!!!」のように広告文において、強調するために記号を連続して使用するのはNGとなっています。
ポイント3 本来の意味や目的とは異なる使用
これは上で説明した通りですが、注目されるために引くために過剰に使用することでポリシー違反となっている可能性があります。
例:「+キャンペーン実施中+」「$送料無料$」
ポイント4 広告文での複数の感嘆符または疑問符の使用
広告文においても「!」ビックリマークと「?」クエスチョンマークの使用には気をつけましょう。極力使用せずに魅力ある広告文を作る方が良いです。
言葉は非常に難しく繊細ですので、どうしても思いつかない場合には広告代行会社に立ち上げを手伝ってもらうのも手です。
ポイント5 無効な文字が使われている。
絵文字、半角カタカナなどサポートされていない文字は使ってはいけません。文字装飾で他の広告との差をつけたいとか、ブランドンのイメージを作りたいと考えるのでしょうがリスティング広告では公平性が重視されています。
上位表示するために、広告タイトルにしっかりキーワードを入れたり、単価を上げて出稿するなどが必要になります。